植物を使う。
だけど、使うというような、場合によっては、やや乱暴にも思える言葉には当てはまらないほど、そこに存在するものを置き換えるような作品に思える。
「5ヶ月もの間、雪に埋もれる越後妻有。
この地の人々に身近な植物を採集する。
今回はさらに、その植物たちを食べ、運ぶ、
動物や虫の力も時には借りて、植物たちが作品になる」(制作ノートより)
『岩谷雪子のHasu no hanaでは2回目の開催となる本展では、
越後妻有アートトリエンナーレ2015「大地の芸術祭」の参加作品を展示いたします。
岩谷の作品を通し、里山の豊かさと共に、植物の力強さ、
智恵、生き物達との関係など、自然の美しさと同時に
現代社会で失われていく“共有する大切さ”など気づかされます』(DMより)。
「岩谷雪子」サイト
https://iwayuki249.wixsite.com/yukiko-iwatani
『わかりたい!現代アート』 布施英利