植物を描いている、というのではなく、「庭」を描くのは、眺めている視点が入っていて、それは生活の中にある、という身近さ、だけではなく、人間との関係みたいなものまで考えた。
網戸や蚊帳に刺繍して、庭を描いている。
新鮮だった。
『「庭」にはそれぞれに妙な秩序や、清潔な混沌がある
庭をめぐる風景がわたしのあとをついてくる
網戸をこえて、私の中に映りこみ
再び、わたしをこえて網戸をこえて、そとの風景に滲んでいく』(DMより)。
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「現代アートは何か」 小崎哲哉