2016年8月27日。
近所のギャラリーがイベントの企画として、銭湯画を長年描いてきた方が、銭湯の絵をライブペインティングをする、ということで、出かけることにした。午後1時から4時という予定だったから、3時頃行けばいいのかな、と思いながらも、午後2時過ぎに現地に着いた。
いつも行くギャラリーの道をはさんだ、今は使われていない店舗あとで、その銭湯画の富士山はきれいに出来上がっていて、一瞬見たら、こんなに完成しているのか、と思った。
そこから迷いのない筆さばきみたいなものを目の当たりにして、すごいと思い、見ているうちに、一度、休憩をはさんで、しあげていき、もう出来上がっているのでは、と思われるのに、そこにかなり色の濃い一筆を使って、怖くないのか、みたいな大胆な筆使いだったけど、それが、これまでの絵の中に、自然に溶け込んでいくような感じに見えて、不思議なくらいだった。
それでも80歳くらいの方で、この道、60年の人だから、そういうことを思ったりするのが失礼なのかもしれないが、完成に近づくにつれて、一筆で失敗にならないのかな、と思ったりもするくらい、思い切った筆使いは変わらなくて、だけど、2時間くらいで見事に仕上がって、やっぱりすごいと思った。てぬぐいとクッキーを買って、帰って来た。
銭湯絵師・丸山清人 公式ホームページ
https://kiyotofuji.amebaownd.com