写真集 『うれしい生活』 植本一子
ありそうでない、毎日を記録しているという写真集。
そういう意味では、共感もできそうだった。
今回の写真集は、夫であるラッパーのECDが病気になり、闘病し、亡くなることまでも記録されているけれど、それも生活の中でとても大事だけど、そういう時間の中でも、いろいろな人との関わりで生きていることや、日々は、けっこう楽しいこともあるし、うれしい、というようなことは不思議と伝わってくる。どうして、こういう写真が撮れるのだろう。という気持ちにもなる。
『セルフアンドアザーズ』の、午腸茂雄を思い出した。