2020年1月8日。
渋谷のパルコが新しくなった。昔から、新しさと、お洒落さのバリアがある場所で、新しくなったことの話題が、そんなに情報に詳しくない、自分のような人間にも、賛否両論を含めて届いてくるくらいだった。
その一角でパープルームのアーティストが個展をする、というので、是非見たいと思って、出かける。ナディフの店の一角の壁に作品が並んでいた。
去年か一昨年に見たシエニーチュアンの作品とは、まったく違っていて、キャンバスに描かれた絵画なのだけど、色をしみ込ませたり、複数の画材をおそらく使っているのだろうけど、平面が豊かに見える抽象的な画面になっていて、1年くらいで、こんなにスタイルを確立するくらいに成長できるのか、とちょっと驚いたような気持ちにもなった。ただ、やっぱりパープルームギャラリーに行かないと、もっとたくさんの作品を見られないと、思った。
(2020年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。