2005年8月31日。
思い切って、妻と二人で水戸まで出かけた。
義母の介護のことを、義姉にお願いして、水戸まで行く。
片道で2時間くらいはかかる。
ものすごく居心地がよかった。眠くなるほど。
おいしかった。
それから、「ミトゲー」へ。
日比野克彦の作品。
ゆっくりと見ることができた。昔のものも、今のものも、どちらもある種の幸福感が漂っていて、それは、やっぱりいいな、と改めて思った。
砂場もあった。そこで、妻と一緒にいろいろといじって、エンジョイしたし、ちょうど、この日は日比野の誕生日で、そのことはまったく知らなかったが、どこかにいる日比野とコンピュータの通信でつながっていて、観客としてハッピーバースディを言って、知らない人なのに、何だか、縁を感じた。
ゆっくりと見た。
カタログも300円で、うれしかった。
芸術館の中で、お茶も飲んだ。
それから、もう一つの会場。といっても、ごく狭いギャラリーだったが、そこはセントラルビルといって、これは「カフェ イン 水戸」で、古いアパートをリノベーションした建物だった。
そこで作品を見てから、同じビルの中に「茶音」という、小さな店があって、そこで、食事をとった。とても、居心地がよかった。
ゆっくりとしていたら、午後7時のバスにギリギリになった。
すごくあせって歩いて、なんとか間に合った。そうしたら、そのバスには他には女性が二人しか乗ってなかった。
今度来る時は、和泉町1丁目で降りて、帰りは、そこで乗って、高速バスで往復しようと思った。今度、来れるかどうかも分らないのに。
帰りは、予定よりも早く、上野に着いた。
後から思い出しても、ウソみたいに幸せな一日だった。
楽しかった。一緒に行った妻にお礼を言いたいような気持ちだった。
(2005年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。