アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

「MO Tアニュアル2019 仮の声、新しい影」。2019.11.16~2020.2.16。東京都現代美術館。

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「MO Tアニュアル2019 仮の声、新しい影」。2019.11.16~2020.2.16。東京都現代美術館

2020年2月6日。

 2000年から続く「アニュアル」だから、もう20回目くらいで20年くらいと考えると長いし、欠かさず見てきたけど、そのうち、どれくらい覚えているのだろう。今回は、改装後、初、ということで、期待はしていたし、やっぱり、思考を広げられそうな作品を見たいと思っていた。

 

 6組のアーティストが作品を出展していて、そして、印象に残って、おもしろいと思えたのは最初に並んでいたTHE COPY TRAVELERS がコピー機を使って、次々と作品を作り続ける映像が面白くて、その作品は、どこか大竹伸朗っぽいけど、偶然を入れ込んでいて、同じように作品を作る作業をしたいと思えた。

 

 洋服をつくっているPUGMENT .

  写真?作品の三宅砂織。

 吉増剛造プロジェクトは、その貴重さと、重要さが、自分には分からなかった。重々しさを、自分の気持ちとして近づけなかった。

 鈴木ヒラク。土があって、その質感は面白かった。

 ただ、全体として、生意気な観客というか、欲張りな聴衆としては、もっとできるのではないか、といった気持ちになった。

 

 

(2020年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。

 

 

www.mot-art-museum.jp