アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

「ヴィンセント・ギャロ レトロスペクティブ 1977-2002」。2002.7.20~9.29。 原美術館。

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ヴィンセント・ギャロ レトロスペクティブ 1977-2002」。2002.7.20~9.29。 原美術館

 2002年9月23日。

 「バッファロー66」。という映画がヒットして、この名前は、私も知るようになった。その画面は少ししか見ていないが、繊細であるのはよく分かる。それを、その2年後にもまだ見ていないという状況だけど、でも、その映画の監督・脚本・音楽・主役を担った人の作品展を、原美術館でやると知って見たくなった。

 

 その前年に、一緒にトリエンナーレに行って以来、なんとかアートを一緒に見たいと思っていた友人と、一緒に行けたのはラッキーだった。

 

 拾ってきた鉄板やマンホールに、ひっかいてキズをつけるようにして、絵を描いていく作品。すごく仲がよかった妻とキスしている写真に赤いスプレーを吹き掛けたもの⋯この女性とは別れたということだった⋯。

 自分の繊細さを、こんなにむきだしにしていいの?というくらいだったけど、でも作品が確かに美しいといっていいものになっていたから、それは成り立つのだろう。

 まだ、映画は見ていない。

 

(2002年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。

 

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