2005年3月20日。
久々にゲイサイへ出かける。
ステージでいろいろな催しものをやっている。これは、しばらく前からなくなっていたことだったけれど。
そして、歴代のメダリスト展をやっていた。ポテト班という最初の芸術道場グランプリの人たちのブースを以前見て、何だか寂しい感じもしていたのだが、それを、再び、集めて、しかも「特別扱い」していた。今まで、見たいと思っていたものも見られたし、こういう自分達で選んだスターをきちんと大事にする姿勢はすごいと思う。
パフォオーマンスで、ホナガヨウコという人が、いい意味でさっぱりしていて、妙な自己顕示欲がなくて好感も持てたが、次に行った時は違った表情に見えた。ホントの凄さを、こちらが分かっていないだけなのかもしれない。
賞の発表の時間くらいに行ったので、キャンパスに何だか、妙なものを並べただけのものがあって、確かに変なひっかかりがあったが、それが金賞をとったと放送された途端に、そこに人だかりが出来てきた。少しずつ、だけど、急激に。そして、その賞の発表が終わった後に、それと関係ない人たちの虚脱感というか疲労感みたいなものは共通していて、それは、何だか面白いというのは失礼かもしれないが、面白いと思ってしまった。
銀賞のパフォーマンスも狭いところに、箱を作って、その中で何だかエネルギッシュな動きをひたすらしているのも面白かった。横に穴があって、そこからのぞいている人がいて、その後ろから見ていたら、そこはダメです。と注意された。
妻は元気だったが、私はある時間を過ぎるとぐったりしてきた。やっぱり、自己顕示欲みたいなものまで、変に浴び過ぎたのかもしれない、よくいえば。単純に疲れただけなのかもしれないが。
だけど、後日、村上隆(FM芸術道場)のラジオで、この時のメダリスト展に関しては、ちゃんと出展料を出したとか、それぞれのインタビューを聞いて、凄く面白かった。やっぱり、今回は、何か主催者の決意みたいなものがあったんだ、と思った。
もしかしたら、10回で終わってしまうかもしれないし、また行きたい。
(2005年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。
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