1998年12月20日。
何年か前、スカイドアで見た個展で、日比野克彦が改めて気になり、そのことは中山ダイスケも「ヴォイド」で触れていて少し嬉しかったが、その余熱がまだ残っていて、それでパルコの展覧会にも来た。
薄暗い中で、いくつもやや激しいタッチの絵が床に平面に置かれて、たくさん並んでいる。その上に、何かオブジェのようなものが一つ一つ置かれてもいる。
オー、と思って、でも具体的にどんな絵だったかは、ほとんど思い出せない。意欲的というポジティブな感じではなく、周りの見方を裏切ろうとしている冷静さも見える。ただ、いつ作るんだろう?とういぐらいの量だった。
ところで、この時のスペシャルトークのイベントに、日比野克彦+林英哲に加えて岡田武史が前・サッカー日本代表監督という肩書きで出ていた。
時間は、流れている。
(1998年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。