2018年5月1日。
竹川氏というアーティストは、失礼ながら知らないままだった。どちらかといえば活動家、みたいなイメージがあって、だけど、津田大介が来年のあいちトリエンナーレの話をするというので、見に行きたいと思って、申し込んだ。
ついたら、かなり人がいて、30番のステッカーをもらった。中へ入って、2階で、キースヘリングやウォーホールの作品が並んでいて、久しぶりに見て、やっぱりいいなあ、と思った。何かしらの密度みたいなものが違うのか、分からないものの、それを見ているうちに時間が来た。
津田大介の声がマイクに入りにくくて、聞き取りにくい時間が続いたが、あいちトリエンナーレの「情の時代」というテーマと、アドバイザーに東浩紀だということで、期待もしていて、それで、裏話として、ツイッターのフォロワー数で選ばれたという側面があるという話題の時は、ただ、がっかりする反面、それが説得力として話が通るのは、有り難くもあった。
竹川宣彰が、直感に従って、といった話をし出した時に、まず、その直感が知らないうちにコントロールされていないだろうか、といったことから考えなくてはいけないのが、現代なのに、といったことが気になって、だけど、話をしている登壇者二人が、こちらが思った以上に話が出来ているようで、それは、よかったのではないかと思ったりもした。
その話の中で、何度も出て来た野間、という“しばき隊”の人に興味は出たが、同時に恐怖心もわいた。
(2018年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。