アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

木村翔馬、名もなき実昌 「ヴァーチャル・リアリティの居心地」。2019.4.6~4.21。ゲンロンカオスラウンジ五反田アトリエ。

2019年4月18日

 カオスラウンジのホームページで、読んで、さらには、ツイッター上での評価を見て、見に行こうと思ったのは、次の段階に進もうとしている作品だということを知ったからだった。

 

chaosxlounge.com

 

 木村は、1996年生まれ、ということは、23歳くらい。若い、というか、その頃、自分が周囲の年寄りに言われると、そんなことはない、と思っていたのは、たとえば10代から活躍している人間もいたし、周囲にもいたし、といった比較もしていたし、それは若いというわけには思えないと感じてもいるが、その一方で、もう10年くらい前になるけど、カオスラウンジの作品を見て、やっと新しくなった、という気持ちになれたのを、もしかしたら感じられるかもしれない、と思って、仕事のあとに向かった。

 

 木村翔馬は、バーチャルリアリティをテーマに、VRを、もう一度、リアルな世界の作品に戻す、みたいなことをしているらしく、そのVRは、妙な気持ちよさと、本来なら区切りがない世界に、区切りを作ろうとしていたりしているのかな、とは思ったが、こうした感じを、見て、VRは、作品も見て来たし、映像もすこしは見て来たとは思うが、ただ、珍しいものというよりは、この映像の意味みたいなものを何とか形にしよう、という感じは伝わってきた。新しいのではないか、ちがう気持ち良さがあるのではないか、といった印象を持ったが、ここに来るまでにTwitterなどで、ある意味では自分が「洗脳」されているのではないか、とも疑った。

 

「名もなき実昌」は、同じような世代で、この作品はスマホ、つまりはタッチパネルというものを作品にしようと思っているような感じは分かる。画面の上に粗い線が入っていて、それは、画面があって、その上から、動かそうとしているようなように見えてしまうのは、それでも、新しさがそこにある気がした。

 さらに先に進めたりするんだとは思えた。

 

 

(2019年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。

 

amzn.to