2010年4月1日。
美術館の入り口から入って、歩く。
その一番奥の窓の一番上から、とても大きな絵画がかかっている。
井上雄彦の作品なのは、わかった。
ちゃんと読んだことはないけれど、あれは「バガボンド」の宮本武蔵だろうと思った。
近寄ってみても、その筆使いや、形や、人物が、すごくうまいのはわかる。
大きくてもすごい。
「和紙を貼り込んだ巨大な壁面に筆と墨による新作を描き下ろしました」。
『2008年、東京・上野の森美術館で開催された巡回展「井上雄彦 最後のマンガ展」でも高さ3mを超える大作を披露しましたが、今回はそれを遥かに超える高さ7.2m、幅6mの大作となっています。
井上雄彦は、国際的な注目を集める日本マンガ界を代表するひとりであるとともに、卓越した技量によって伝統的美意識を新たな形で体現する作家です』(チラシより)。
これだけの大きさを成り立たせるのは、やっぱりすごい。
「井上雄彦 エントランス・スペース・プロジェクト」
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/108/
「バガボンド 画集 墨」