DMは、魅力的だった。
恐竜を新聞紙でつくる、というのは、それだけで、美しかった。
「日常素材×非日常生物。新聞紙で創られる小さな恐竜たち。その造形美や立ち現れる色面が彼らに迫力をもたらします」(DMより)。
とても細やかにつくられていて、ところどころの色味は、新聞紙そのものの色を使っていて、着色もしていない。とても軽いのに、重そうにさえ見える。
新聞紙恐竜。タイトルそのものと作品もフィットしていると思った。
「新聞紙恐竜展」
「現代美術史」山本浩貴