缶詰が並ぶ。小さいようで、そこで広がる気持ちのようなものを少し思い出す。
「思春期のころ賞味期限ギリギリのかんぱんの缶詰を
思いっきり壁に投げつけた。缶詰は大きくへこんでしまった。
10年たった今、あの日の缶詰を修復してみたいと思う」(DMより)。
「原汐莉の絵画は極採色が印象的ですが、変形パネル・厚みや隙間・連結・鏡などを取り入れ、その個々が呼応し、空間を取り込んだ奥行きある作品に取り組んでいます。本展では、世の中に溢れているI don’t knowを缶詰に詰め込み、そこから派生したとっても狭い世界の物語を絵画の組作品、アニメーションで発表をいたします」(DMより)。
「Hasu no hana」サイト