はかなさを、固定させた作品だと思った。
「在り続けているはずのものでも、
時間の中に在る限り1秒前のものは二度と存在
せず、瞬間の連続により存在していることを
認識しているように思う。
同じ時間に存在することは瞬きほどの一瞬
に過ぎず、その瞬時を存在と呼ぶにはなんとも儚い。」(DMより)。
「大場さやかは、ものが持つ記憶や経験、ものに流れる時間に
ついて彫刻作品を製作しています。
本展では葉っぱ、小石、枝などの自然物、コンクリートを用い、
可視出来ないものを視覚化を試み、存在の在り方について私たちに投げかけます」。(D Mより)。
「Hasu no hana」サイト
「日本・現代・美術」 椹木野衣