断片のような作品。
部分しかないので、さらに全体を想像してしまう。
『鳩時計の小さな木製の鳩は時計の中で
そっと生きていて、飛び出す瞬間を待っている。
―― 幼少期、母親がついた他愛もない嘘は
やがて現実と非現実の狭間から湧き出る
瑞々しいイメージを作家へともたらしました。
本展では佐藤志都穂が学生時代より取り組む
新しい一齣を発表いたします。
これらは、出来上がった“作品”というよりも、
錯覚や想像といった脳のしくみを利用し、
実験的な装置と空間で構成されています。
それらに光を当て想像力を掻き立てる空間へどうぞ、
ご訪問ください』(DMより)。
「Hasu no hana」 サイト
「現代美術史」山本浩貴