2014年3月9日
近所のギャラリーでDMを見て、妻がやたらと興味を持っていた。枯れていく花の写真。行ったことがない麻布十番のギャラリー。電車を降りて歩いたら、そのギャラリーの前は道路の工事中でまだ柔らかいアスファルトが湯気をたてていた。写真は、バックが黒で美しい瞬間をとらえていた。妻はギャラリーの人や、作家の人と活発にしゃべっていた。私はひっそりと見ていた。生々しさよりも、写す人がきれいだと思う瞬間を切取った、という印象だった。欲をいえば、もっと対象に集中した写真が見たかったけど、妻にはとても好評だった。
「一年を経たアマリリスの花。
形象は風化しつつも美しさは、しっかりと宿りつづけます。
それはあたかも魂が永遠であるかのように…
そんな花の姿を追いつづけています」。
(DMより)。
「偕在 庸」展
https://www.tokyoartbeat.com/events/-/2014%2F7FB5