2013年4月29日。
ゲイサイに出かける。今回は年齢制限で29歳以下という若い人中心のイベントになっている。
今回も行ったら、2フロアなのに、やけにスペースがあいていた。なんだか空いている感じになっていた。トークショーで、審査員と村上隆が、ちゃんと伝える努力が必要だけど、作品はずっと続けていくことで、という話をしていて、審査員のアーティストが、自信は今もないが隠すのがうまくなった、ということも言っていた。続けられること、伝えること、その努力をしていると、ずっと認められない、と思って、ストレスになったりしているうちに、少しずつ仕事につながっていったり、ということを言っていて、認められない、と思っている時は、今のように個展を開いたり、ということが、想像すら出来なかったとも言っていた。つまり、やっぱりドアが開くのだろう、それまでは壁でしかないから、向こうはまったく見えない。それが開くのは、タイミングとか、運とか、いろいろあって難しいけど、まずは続けていないとドアが開いても、向こうへ行けない、だけど、開かない可能性すらある、というのが現実なのだろう。
それから、折り紙のアーティストの人の作品を見て、作品を買い、生意気かもしれませんが、と言いながらも、作品についての話をして、それは、変な妥協しないで、という無責任なあおりかもしれない、などとも思ったりもした。