2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧
「日曜美術館30年展」。2006.9.9〜10.15。東京藝術大学大学美術館。 2006年10月5日。 招待券をいただいたし、NHKの「日曜美術館」をけっこう見ているし、高橋由一の鮭も見られるし、だから、出かけた。この頃は早めに起きて、義母がデイサービスに…
「ルイーズ・ブルジョワ展」。1997.11.2~1998.1.15。横浜美術館。 1998年1月6日。 草間弥生を思い出した。 彫刻で固い物体のはずなのに、すごく湿り気を感じさせる作品で、それは、不思議な印象だった。その湿った感じも、他にはないような独特な感触…
「ハイレッドセンター 直接行動の軌跡展」。2014.2.11~3.23 。渋谷区立松濤美術館。 2014年3月21日 近所のギャラリーの方から入場券をいただいた。ハイレッドセンター。前から興味があって、それなのにまとまった展覧会はなかったけど、まさか松濤美…
「とおくてよくみえない 高嶺格」。2011.1.21~3.20。横浜美術館。 2011年2月18日。 前から、気になっていたアーティストだけど、まとまった個展はあまりなくて、あったら行ってみたいと思っていたから、そのチラシを部屋にはっていると、妻が、それが…
「ヴォルフガング ライプ展」。2003.1.18~3.9。東京国立近代美術館。 2003年2月1日。 ここは、竹橋の美術館とウチでは呼んでいる。 この美術館には、個人的には「プロジェクト フォー サバイバル」の時から、期待をしているところだった。だから、今回…
「愛と孤独、そして笑い」。2005.1.15~3.21。東京都現代美術館。 2005年2月2日。 ここ数年、続いている MOTアニュアル というシリーズ。 行くたびに、はずれはなく、好感度が高い。 今回は、女性アーティストばかり、10人ということで、女性とい…
「目黒の新進作家—七人の作家、7つの表現」。2007.12.4~2008.1.13。目黒区美術館。 2008年1月5日。 ランチを食べて、ゆっくりしてから目黒区美術館へ。 おそらく空いているだろうし、という余裕もあって、気持ちがゆったりしている。 美術館は、やは…
「ゴードン・マッタ=クラーク展」。2018.6.19~9.17。 2018年9月1日。 まったく知らない人だった。だけど、誰かのツイッターで、優れた展覧会だというような評価もあったし、見てみたいと思っていたら、妻の友人から招待券をいただいた。ありがたい。 …
内藤礼 2009-2010 鎌倉 2009年11月25日。 内藤礼の個展があるのを知ったのは、今年の夏くらいだったと思うけれど、実はその頃から楽しみだった。昨日の夜の寒さの記憶があるのでかなり厚着をして昼頃に出たら、いつものようにすぐに暑くなり上着を脱…
「須田悦弘」1999年。原美術館。 何しろ、チラシがかっこよかった。いい具合に落ち着いて、でも少しエッジがきいた感じもある。そして、縦と横に配置された英文字。こうした形でデザイン性を高めることを日本語でやってこなかった怠慢さ、みたいな村上龍の言…
「横尾忠則作 暗夜行路」。2001.10.20~2002.1.14。 2002年1月10日。 カゼとか、調子が悪いとか、そんなことでずっとどこも行けなかった。 2ヶ月ぶりにアートを見に行ける。 このところ、ただ、母が入院する病院へ通い続ける日々だった。 友人も誘っ…
「ヘレン・シャルフベック」展。2015年。 2015年7月23日 テレビで紹介されていて、それも妻と一緒に見て、見たいと思っていたら、近所のギャラリーで知り合った人が、すごくよかったと言っていたと妻が聞いたらしい。自分の無知で、まったく聞いたこ…
「松井みどり×タカノ綾 マイクロポップ 対談」.2007.3.22。 ワタリウム美術館から、メールニュースが来て、この企画を知って、かなり早めに電話で申し込んでいた。マイクロポップという「考え方」には、文章を読んだだけだと、それほど理解ができなかった。 …
「夏への扉 マイクロポップの時代」。2007.2.3-5.6。水戸芸術館。 2007年4月25日。 何しろ、「マイクロポップ」の講演会まで行ったし、ここに行くために、秘かに少しお金をキープしておいた。だけど、長く介護をしてきた母の病状は悪くなる事はあって…
「杉戸洋 とんぼとのりしろ」2017.7.25-10.9 2017年7月27日。 ぼんやりとした絵、という見方も出来るけど、いつも、いろいろなものが豊かに含まれている画面にも感じる豊かさがある。 さらには、以前、杉戸の本を妻が購入したが、毎日の身近なことが…
「杉戸 洋 under the shadow」。2003.12.24~2004.1.24 2004年1月24日。 以前は、食糧ビル、というドラマや映画のロケ地になったような特徴のある建物の中に小山登美夫ギャラリーはあったのだけど、そのビルが取り壊しになって、中央区新川というとこ…
「会田誠展 天才でごめんなさい」2012~2013。 2013年3月21日。 半年くらいの会期だから、いつでも行けるんではないか、と思っていて、油断していたら、あと一週間くらいで終わりになりそうなので、もう今日は行くと決めて妻と出かけた。 森美術館で、…
「奈良美智 for better or worse」.2017. 2017年9月13日。 名古屋に一泊して、10時にチェックアウトして、自宅の電話を聞いたら、留守番電話に伝言が入っていた。妻が電話をしてくれて、だけど、その電話をしてくれた人となかなか話せなくて、それ…
「昭和40年会 シナプス画廊」1996 1996年7月。 「世界で初めてのお座敷画廊」。そんなうたい文句につられて、最寄りの明大駅から歩いて10分かかる場所へ行こうとした。どこにあるか分からないまま、歩いて、住宅街の中にある、古いタイプのいわゆる…
奈良美智展 2001年 2001年8月19日。 奈良美智にとって、国内では初めての本格的な個展が始まっていた。 それに伴って、サイン会も行われる。 午後1時から、美術館で整理券を配る。500名まで。そして、その整理券と作家の著書を持っている人の…
「村上隆展 召喚するかドアを開けるか回復するか全滅するか」 2001年10月20日。 トークライブをやるというのを、インターネットのホームページで知った。 村上隆と椹木野衣と美術手帖の編集長と、針生一郎(美術評論家)も出ると知り、幅広い論者を…
「村上隆の五百羅漢図展」2015.1031-2016.3.6 2016年1月4日。 東日本大震災のあと、すぐに動きを始めたアーティストの一人に村上隆がいた。そして、その流れの中の一つとして、大量のスタッフを動員して作り上げた作品が「五百羅漢図」だった。それが…
「SUPER FLAT] もっと、いい意味で理屈があるのかも、と思ったが、ものすごく盛り沢山で、顔見せすぎて、もの足りなかった。 でも、自分が見えてないせいかもしれないし、この展覧会をキュレーションした村上隆が、見せたい対象は、観客ではないかもしれない…
「バスキア 展」 1997年11月18日。 きれいな香りのするエレベーターで上がっていく。バスキアの大きい作品を初めて、まとめて見られる。 ただ、見て、また見ていた。しばらく、そこにいた。 とてもキレイな爆発。 そんな言葉がアタマに浮かび、一緒…
1997年7月17日。 アンディ・ウォーホルの「芸術新潮」の特集で、共作の作品を見て、バスキアの名前を初めて知った。そのタッチがとても気になっていた。こういうエネルギーな線は、やっぱり好きだと思った。 「芸術新潮」(1996年6月号) https:…
2019年11月15日。 日本の実業家が作品を購入したのをきっかけにして、バスキア 展が開催されることが決まって、それは、やっぱりうれしかった。実業家が購入した作品は、個人的には、別の作品を買ってくれれば、とも思っていたが、それでも、これが…
2013年10月31日。 椹木野衣のツイッターで、展覧会をやると知った。その展覧会には「after AZUMAYA」という表記があった。 「時代の体温展」(1999年)を企画した人(東谷隆司)を知ったのは後からだったが、その「時代の体温展」は今でも自分が…
「時代の体温展」1999年2月11日〜3月22日 世田谷美術館 1999年の時の記録です。その時のメモに少し修正加筆をしています。今、読んでも、自分の事情が多く、アートを見始めて3年で、まだ見方も浅く、この展覧会の凄さを十分に分かったとも思…
このところ、アートを見る機会が、ほぼなくなってしまいました。 今の状況では、仕方がないとも思いますが、この20年以上、特に辛い時など、気持ちを支えてもらってきた事実も変わらないと思っています。そして、今振り返ると、ありがたい気持ちにもなりま…